<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 感情>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 情（じゃう）に感（かん）ず>
<BookPage: 278-280>
<UsedPage: 3>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
中庭曬服玩，
忽見故鄉履。
昔贈我者誰，
東鄰嬋娟子。
因思贈時語，
特用結終始。
永願如履綦，
雙行復雙止。
自吾謫江郡，
漂蕩三千里。
爲感長情人，
提攜同到此。
今朝一惆悵，
反覆看未已。
人隻履猶雙，
何曾得相似。
可嗟復可惜，
錦表繡爲裏。
況經梅雨來，
色黯花草死。
<End Poem>
<Translation>
中庭で着物や手まわり品を太陽にさらしたが、ふと故郷からの履を見かけた。
これをむかし贈ってくれたのはだれだったか、東どなりの美人だ。 そこで思いだした、くれた時のことばを、「これ持ってて、一生の約束のしるしに。
どうぞこの履のひもとおなじく、どこへゆくにもふたりでゆくのですよ」 ぼくは江州に流されて、三千里はなれてさすろうことになった。
あの情の熱い美人が忘れられないで、ここまでわさわさ持って来た。
けさ見かけて悲しくなり、なんどもなんども見つめた。
人間は片輪になったのに履はまだ二つで、どうしてこの履にあやかれぬのだ。
かなしや残念だ、表はにしきで裏には刺編
しかも梅雨をこしたので、色は黒ずみ模様の花や草は枯れた。
<End Translation>
<Formatted Translation>
中庭で着物や手まわり品を太陽にさらしたが、
ふと故郷からの履を見かけた。
これをむかし贈ってくれたのはだれだったか、
東どなりの美人だ。 
そこで思いだした、くれた時のことばを、
「これ持ってて、一生の約束のしるしに。
どうぞこの履のひもとおなじく、どこへゆくにもふたりでゆくのですよ」 
ぼくは江州に流されて、
三千里はなれてさすろうことになった。
あの情の熱い美人が忘れられないで、
ここまでわさわさ持って来た。
けさ見かけて悲しくなり、
なんどもなんども見つめた。
人間は片輪になったのに履はまだ二つで、
どうしてこの履にあやかれぬのだ。
かなしや残念だ、
表はにしきで裏には刺編
しかも梅雨をこしたので、
色は黒ずみ模様の花や草は枯れた。
<End Formatted Translation>